前回のブログでは、自律神経に「交感神経」と「副交感神経」が
あることを説明しました。

交感神経は、活発に活動しているとき、
お昼起きている時に働く神経で、「活動神経」
あるいは「昼の神経」とも言われています。

ただ、交感神経は、身体を活発に動かしている時
以外にも働くことがあります。

極端な緊張状態や強いストレスを感じている場合にも
活発に働き、アルコールを飲みすぎて精神が高揚した
時にも、交感神経は活発に働きます。

※交感神経が活発に働く事例
■激しい運動をしている時
■慌しく家事や仕事をしている時
■重要な会議や交渉の場など極度な
緊張を感じている時
■強い不安やストレス状態の時

交換神経が活発に働くと、心拍数は早くなり、
血液が収縮するため、血圧が上がるようになります。

そして、アドレナリンという物質が分泌される時も、
交感神経の活性化と深い関係があります。

交感神経は、朝の目覚めとともに活動を始め、
昼にピークになり、夜が近づくにつれ、活動が徐々に低下
するようになります。

もし、昼になっても交感神経が正常に機能しないと、
倦怠感、集中力や記憶力の低下、無気力など、いわゆる
うつのような症状が起こしやすくなります。

このように、「交感神経」は、人間が活発で健全な
生活していく上で、大切な神経機能の一つでも
あるのです。

次回は、副交感神経について説明致します。


公式サイト
レディース鍼灸・すずらん鍼灸院

女性のための健康応援サイト
自律神経失調症ガイド