こんにちは。すずらん鍼灸院の大島です。

次回に引き続き、生理不順を予防するコツ『睡眠の
質を高める
』について解説致します。

生理不順を予防する8つの方法
1.睡眠の質を高める
2.規則正しい食生活
3.生理不順を予防する栄養素
4.生活習慣の見直し
5.身体(生殖器官)を温める
6.生殖機能を高めるサプリメント
7.漢方
8.鍼灸治療

メラトニンと言われるホルモンをご存知ですか。

メラトニンとは、1958年に発見されたホルモンです。

メラトニンは、人間の精神を安定化させ、自然な
眠りを誘う効果があり、一般的に時差ぼけ防止の薬として
仕様されております。

メラトニンは、安眠と関係の深いホルモンとも呼ばれて
おりますが、実は、このメラトニンが生理と深い関係が
あることがわかってきたのです。

ある研究機関において、不妊症に悩む女性を対象に、
メラトニン効果を試した実験を行った結果、
妊娠の確率が高まった
ことから、メラトニンが注目
されるようになりました。

これは、「メラトニンには、生殖機能を高め、
ホルモン分泌を整え、卵子の質を高める効果
があった」ことを証明しているのです。

つまり、メラトニンのホルモン分泌を活発に
することにより、生理周期が安定化することに
なるのです。

ところで、このメラトニンは、最も活発に
分泌する時間帯があります。

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その時間帯が夜の10時から深夜2時になります。

生理不順を患っている患者さんの多くは、睡眠が不安定です。
眠る時間も遅い傾向にあります。

確かに「仕事や家事で眠るのが遅くなる」などの理由も
ありますが、仕事が早く終わり、または、土日・祝日
にも関わらず、遅くまで起きている人も多いのも事実です。

仕事が早く終わったり、休日のときには、早めに就寝
することをお勧めしております。

このように、メラトニンには、身体のリズムを整える
作用がありますが、それは、「生理周期のバランス
を整える」ということになります。

これを機会に、今の睡眠を一度見直し、質の高い睡眠が
とれるように心がけてみましょう。


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