こんにちは。すずらん鍼灸院の大島です。
前回、生理不順の一般的な治療法について説明しました。
西洋医学においては、薬物治療が中心ですが、
副作用を気にする患者さんも増えています。
できれば、「薬を使わないで治したい」と
いうのが本当の気持ちではないでしょうか。
このような背景もあり、西洋医学による治療の他に、
他の治療法を探す女性も、近年、増え始めているのです。
西洋医学以外の治療院としては、東洋医学の
分野である鍼灸院や漢方医があげられます。
鍼灸においては、薬の投与を行うことはありません。
漢方薬の原料は動植物を素材としてつくられており、
副作用の可能性はぐんと減り、身体への負担も軽減
するようになります。
西洋医学と東洋医学のどちらが良いかについては、
病気の状態や原因によって変わってきます。
例えば、生殖器官に病気を生じている場合は、
病気を最優先に治療する必要があります。
このようなケースは、西洋医学はとても有効な
治療法になります。
一方、鍼灸や漢方は、即効性の治療法という
よりも体質改善を主目的とした治療法となります。
西洋医学的な治療で改善されず、症状が慢性化したケース、
あるいは再発予防として、鍼灸、漢方を選ぶ傾向に
あります。
これらの治療法については、近々解説致します。
（続く）
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