こんにちは。すずらん鍼灸院の大島です。

本日は、生理不順の症状について説明します。

生理痛になると通常、頭痛や腰痛、腹痛、下痢、
便秘、倦怠感などの身体の不調を生じるようになります。

生理痛については、多くの女性が経験されており、
大半の症状は健康に問題のないものです。

これに対し、生理不順とは、前回紹介したように、
出血の量、生理期間、生理周期の異常をいいます。

生理と妊娠は、とても親密な関係にあります。

もし、生理不順をそのままにしておくと不妊症になる恐れが
あるので、けっして侮れない症状なのです。

ところで、生理不順とは、具体的にどのような
症状をいうのでしょうか。

生理不順は、次の4つの症状に大別することが
できます。

生理不順の主な症状
①開始時期の異常
②生理期間の異常
③出血量の異常
④生理周期の異常

通常、生理が最初に訪れる時期は11~14才ですが、
初めて生理が訪れる症状を「初潮」呼んでいます。

つまり、①における開始時期の異常とは、11~14才
以外の年齢で初潮が訪れることを言います(早期月経、遅発月経)。

②における生理期間の異常とは、生理は通常3~7日間
続きますが、「生理が短い」、又は「生理が長い」
症状を示します(過短月経、過長月経)。

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②の出血量は、経血量とも言われておりますが、
出血量の異常とは、「出血量が極端に少ない」、
又は「出家量が多い」状態を言います(過小月経、過長月経)。

③の生理周期の異常は、正常とされる生理周期
(26日~35日)より長い、もしくは短い生理周期の
状態
を示しています。

次回はこれらの症状について、詳しく説明していきます。

すずらん鍼灸院
院長 大島宏明


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