こんにちは。すずらん鍼灸院の大島です。
本日より、新シリーズ「生理不順」編について説明します。
生理は、別名「月経」と呼ばれています。
本来、女性は、健康な状態であれば、思春期から閉経を迎えるまで、
月に約1回の生理を迎えます(但し、妊娠期間は除く)。
生理の時期には子宮から出血を生じ、この定期的な
出血を生理(月経)と呼んでいるのです。
生理の期間は、女性によってまちまちですが
通常3~7日と言われております。
又、生理の期間中、同じような出血をすることはなく、
徐々に、出血の量が少なくなっていきます。
先ほど解説した約1ヶ月の生理サイクルを
生理周期(月経周期)と呼んでおりますが、
この生理周期にも個人差があり、おおよそ24~40日
前後の周期を描くようになります。
ここで、「生理周期が長い」「生理周期が短い」
「出血量がひどい」「痛みが激しい」などの
通常とは明らかに異なる症状が現れることがあります。
このような生理の異常を総称して「生理不順」と
呼んでいます。
生理不順は、生殖器官が未発達の10代の若い世代、
更年期を迎える40代後半~50代前半によく見られがち
ですが、20代、30代には生じないというわけでは
ありません。
又、生理不順は、何らかの病気を発症している可能性があります。
次回以降は、
「生理不順の原因」
「生理不順の症状」
「生理不順の種類」
「生理不順のメカニズム」
「生理不順の一般的な治療法」
「薬を使わない生理不順の予防とコツ」
などについて、具体的に解説していきたいと思います。
すずらん鍼灸院
院長 大島宏明
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