こんにちは。すずらん鍼灸院の大島です。

東洋医学の源流は、中医学(中国医学)にあります。
中医学は数千年の歴史があり、その間、数多くの研究がなされてきました。

中医学は、経験・成果ともに膨大な量となり、これらを
まとめたものが東洋医学となりました。

そして、東洋医学における代表的な治療法として鍼灸治療が
確立されたのです。

日本の医学界における更年期障害の治療は、西洋医学の
薬物、ホルモン療法が中心です。

しかし、西洋医学が進歩し、新薬が次々と開発されている
にも関わらず、更年期障害を患う患者さんが増えています

そして、薬で一時期症状が緩和しても、更年期症状が
再発しやすくなることもあります。

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「よく効く薬ほど毒にもなりうる」という言葉があるように、
薬に頼りすぎるのもよくない面があるのです。

又、更年期障害は個人差があり、身体に現れる症状も
まったく異なります。西洋医学の一律的な治療に合わない
患者さんもおり、予期しない副作用の恐れがあります。

一時的に辛い症状を緩和するのであれば、薬の効果は期待できますが、
体質そのものがよくなるわけではありません。

そのため、更年期障害を再発する恐れがあり、根本的な
解決にはならないのです。

そこで、お勧めしたいのが鍼灸です。

鍼灸は、薬による治療とは全く異なります。
人間の元もと備わっている自然治癒力を高める治療法です。

身体全体を巡っている血液(または気)の流れを整え、
免疫力を高め、病気にならない身体を作るという
考えが根底にあります。

東洋医学においては、「人間の健康な状態」を、
「全身を、正常に気(血流)が循環している状態」と
考えます。

鍼灸治療の目的は、まさに、全身の気の循環を整える
ことで、病気にならない健康な身体を維持することに
あるのです。

鍼灸治療と合わせて、これまで提案した7つの予防法を
実践することで、効果的に更年期障害を克服できるように
なります。

ぜひ、実践されることをお勧めしております。

すずらん鍼灸院
院長 大島宏明


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