こんにちは。すずらん鍼灸院の大島です。
今回は、最後のテーマ『冷え取り運動法』について説明します。
1.食事の工夫(身体を温める食事/冷やす食事)
2.入浴法(半身浴と足湯)
3.5本指靴下
4.洋服の着方と素材
5.冷暖房
6.ツボ刺激
7.冷え取り運動法
呼吸法には、「腹式呼吸」と「胸式呼吸」があります。
胸式呼吸は、肺の位置で浅い呼吸を行うことを言い、
腹式呼吸は、お腹の奥でゆっくりと呼吸を行うことを
言います。
腹式呼吸は、「リラックス」「集中力の向上」「安眠」効果が
あるだけでなく、「老化防止」や「美容効果」があることで
知られています。
腹式呼吸は、新鮮な酸素を体内に取り込めるため、
血液循環が向上し、自律神経を整える効果があります。
ここで、なぜ、腹式呼吸法を説明したのかといえば、
「冷え取り運動法」は、腹式呼吸法と深い関係がある
からです。
「冷え取り運動法」は、「激しい運動」を行えばよい
というものではありません。
呼吸を整え、十分な酸素を体内に取り入れ、
身体をリラックスさせることが最も重要なのです。
「冷え取り運動法(腹式呼吸法)」は、別名
「有酸素運動」と置き換えることができます。
有酸素運動とは、リズミカルな運動により呼吸を整え、
リラックスできることが前提になります。
有酸素運動を行う次官は、30分前後の時間はほしいところです。
もちろん、運動時間には個人差があります。
30分という時間が苦痛になるのであれば、時間を少し短くしても
よいかと思います。むしろ楽しんでできる時間帯であることが望ましいです。
有酸素運動には、ジョギング、ウォーキング、ストレッチ、
水泳、サイクリングがあります。
ただ、30分の時間さえ、なかなか取れない方もいるかと
思います。
そういった方には、冷え性を患っている足先の血行を
改善するストレッチ体操だけでも行うとよいと思います。
「つま先立ち背伸び体操」や、「仰向けになって、自転車を
こぐように足を回す体操」も足先の血行を改善させます。
このように、冷え性を患っている足先、手足の血行を改善する
ストレッチ体操は数多く存在します。
市販本やインターネット等で調べてみるのもよいでしょう。
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