こんにちは。すずらん鍼灸院の大島です。
本日は『漢方』について、解説します。
【生理不順を予防する8つの方法】
1.睡眠の質を高める
2.規則正しい食生活
3.生理不順を予防する栄養素
4.生活習慣の見直し
5.身体(生殖器官)を温める
6.生殖機能を高めるサプリメント
7.漢方
8.鍼灸治療
漢方は東洋医学における代表的な治療法の一つといえます。
漢方薬と西洋医学における薬との大きな違いは、西洋医学では
苦手としている神経系の疾患や生活習慣病のような
不定愁訴の改善を、漢方は得意としている点にあります。
以前の日本では、漢方薬はあくまで民間療法の位置づけにあり、
一般医療に利用されることはなかったのですが、次第に、医療機関
でもその効果が認められるようになりました。
今では、漢方薬は多くの医師が使用するようになり、
少なくとも7割以上の医師が漢方薬を使用しています。
ところで、生理不順は東洋医学的にみるとどのような
症状なのでしょうか。
東洋医学では、生理不順を「経の乱れ(経乱)」と
呼んでいます。
東洋医学の基本概念に、身体の健康は、「気」「血」「水」
の3つから構成され、3つの要素が安定することにより、
健康を維持できると考えられています。
つまり、「気」「血」「水」の3つのバランスが
崩れたときに、病気や身体の異常を生じるとされて
いるのです。
生理不順は、3つのうちの「血」のバランスが乱れることにより、
生じるとされています。
「血」の乱れを専門的に言うと、「お血」になります。
「お血」とは血行の乱れにより生じる異常をいいます。
ただ、近年では、「気」の異常により、「気虚」「気滞」「気逆」
を生じた後、生理不順(経乱)を生じるケースが増えました。
これは、ストレスの影響で「気」が乱れ、さらに「血」が乱れ、
「経乱(生理不順)」を生じたといえます。
(続く)
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