本日は、最初の項目『食事の工夫(身体を温める
食事/冷やす食事)』について説明します。
1.食事の工夫(身体を温める食事/冷やす食事)
2.入浴法(半身浴と足湯)
3.5本指靴下
4.洋服の着方と素材
5.冷暖房
6.ツボ刺激
7.冷え取り運動法
身体を温める方法には、『身体の外側から温める方法』と
『身体の内側から温める方法』があります。
7つの冷え取り解消法を分類してみると、
【身体の外側から温める】
入浴法、5本指靴下、洋服、冷暖房
【身体の内側から温める】
食事、ツボ押し、運動法
のように分けることができます。
これらを見ますと、食事は『身体の外から温める』
に分類されます。
ただ、食品には、『身体を温める食べ物』と『身体を
冷やす食べ物』の2タイプ存在します。
東洋医学的な用語で説明すると、身体を温める食べ物は
『陽の食品』になります。
これに対し、身体を冷やす食べ物は『陰の食品』
になります。
つまり、人間が摂取する食べ物には『陰』『陽』2つの食品が
存在すると東洋医学では説明しているのです。
それでは、身体を温める食事と冷やす食事を
具体的に説明するとしましょう。
【温める食事(陽の食品)】
大豆、ぶどう、えんどう豆、ゴボウ、わかめ、
たまねぎ、山芋、にんじん、にんにく、ダイコン、
日本酒、赤ワイン、黒砂糖、玄米、生姜、香辛料
乾燥野菜、玄米、酢、きのこ、かぼちゃ、中国茶、紅茶
【冷やす食事(陰の食品)】
白砂糖、人工甘味料、ほうれん草、きゅうり、
トマト、すいか、レタス、マンゴー、パイナップル、
りんご、わらび、ぜんまい、たけのこ、化学調味料、
バナナ、緑茶、ビール、ウイスキー、白砂糖
陽の食品は、太陽の光をたくさん浴びて育った食品に
多く見られます。
これに対し、陰の食品は暑い地方で育った作物に
多く見られるのが特徴です。
つまり、陽の食品を積極的に取ることで冷え体質を
予防することができるようになります。
なおここで、注意しなくてはならないのは、
身体を温める食品のみをとればいいという
ものではありません。
何事もバランスが大事になります。
すずらん鍼灸院
院長 大島宏明
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